top of page

魚をおろせるってステキ

  • 執筆者の写真: Kaz Saito
    Kaz Saito
  • 2021年3月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年3月16日


スーパーでは魚の切り身が手に入りますよね。鰺など一尾まるごとの魚でも、頼めば三枚におろしてくれます。今さら自分で魚をおろせなくても、まったく困ることはありません。それに「魚臭くなるからやめて」と家族の抵抗もあったりして。が、僕は魚をおろしたい。理由は、面白いから、なんですね。


豚、牛などは切り分けたものを買うしかないです。魚はもつの入ったまるごとを買って、包丁で切り分けていける。これって、本能レベルで「萌える」ことなんです。


そのためには技がいります。猟師が仕留めたいのししをナイフ一本で解体するのを見ると、単純に「かっこいい」と思ってしまうのは僕だけ? その超小型版かもしれませんが、出刃でまるの魚の背から包丁を入れてうまく骨の上に乗り、すっと包丁が引けた瞬間はまさに「快感」なんです。


魚の種類によっておろし方も様々で、それぞれの技を学ぶ面白さっていったら、ゲームの敵を次々と攻略していく気分に似ているのかも。僕はゲームをしないので、分かりませんが(^_^; とにかく学び、技を磨く面白さがあるってことなんです。


とはいえ、まるの魚を手に入れるのがむずかしくなっていることも確か。スーパーではパックに入った切り身しか売っていないこともありますよね。僕は築地、豊洲にも出かけますが、日常的には、新宿歌舞伎町にある舟藤という鮮魚屋さんをよく使います。西武新宿駅から徒歩数分なので、通勤途中に立ち寄って、ちょこっと買いできるわけですね。


先日も、本鯖を一本買って、下身を骨付きのまま味噌煮にして、上身は塩と酢で締めて締め鯖に。その締め鯖をさきほど、昼に「締め鯖丼」にしていただきましたが、おいしかった〜。まだ半分残っているので、明日もまた楽しめます。


いうても、魚をおろせるということは、新鮮な状態で美味しくいただけるってことなんですね。出刃包丁、柳刃包丁など道具を揃える楽しみもありますので、機会があったらぜひ魚のおろし方を経験してくださいませ。

Comments


connect with kaz

  • Instagramの - ホワイト丸

©️2024 GONS KITCHEN

bottom of page