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銀行に現金がいくらあっても日本円だけだとしたら、それはリスクです

  • 執筆者の写真: Kaz Saito
    Kaz Saito
  • 2021年12月1日
  • 読了時間: 2分



このところのドル円相場、1ドルが113円から115円とかですよね。いわいるドル高円安傾向が続いています。


このことがどう影響するのか。海外旅行に行けない昨今なので、ピンと来ないかもしれませんが、この前まで100円で買えたドルが115円になってるわけです。100ドル買うのに1万円だったのが、今や1万1500円。つまり1割以上のドルの値上がりってことです。このインパクト、すごくないですか?

日本国内ではドル使わないから関係ない、とは決して言えません。石油だってドルで買うのですから、余計高くなるのは当たり前です。


物価が上がれば財布の中から円はどんどん減っていく(;。;)


ご自分の大切なお金を守るためにも、ドルを持つこと、大切なんです。円安になってもドルがあれば、円計算では資産が増えることになりますよね。


いっそドルだけにしたらいい、とも考えますが、それも日本に住んでいる以上、使い勝手が悪いもの。そこで、ドル円半半のお勧めです。


外国為替相場がどちらに傾いても半半にしておけば総量は変わらない、という理屈です。

とはいえ、今すぐ貯金の半分をドル預金にする、というのも勇気がいりますよね。そこで古来から、いやそんなに昔ではありませんが、ドルコスト平均法があります。これ、実行はいたって簡単。ドルを毎月(毎週でもいいですが)決まった日時に、同じ金額を買い増していくだけ。


具体的には、月末にドルを1万円づつ買い続ける、という感じです。ドルが高いときには少なくなりますが、安いときには多く買えるので、1年通すとドル購入のコストが平均化されるという方法です。ドルの価格がどう動くかなど、プロでも予想が難しい。だから我々は平均化するのが一番なんですね。

これをコツコツと続けるうちに自然とドル預金が増えていくというわけです。


そのドル預金をどこでするかですが、今はほとんどの銀行のインターネットバンキングで振替のドル預金ができるかと思います。口座のある銀行をまずはチェックですね。


証券口座のFX取引でもドルを調達することは可能ですが、これは上級者に限られますので、またの機会に触れることとしましょう。同時にドルだけではない他の通貨に分散させる方法もありますので、それもまた触れていくことといたしましょう。

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