豚に真珠か、Apple Watch Ultraを買ってみた
- Kaz Saito
- 2023年3月19日
- 読了時間: 3分

ボケる前からそもそも忘れ物、落とし物が多い僕。
最近ではお気に入りのメガネを紛失、さらに最新のMacBook Airを入れたバッグを電車の網棚に置き忘れて大騒ぎ。バックの方は、すぐに気付いて駅員の方の捜索で無事回収となりましたが、ほんと見事な忘れっぷりですよね。
腕時計もしかりでこれまでウン十万円の時計を2本紛失しているという体たらく。3本目の時計を買ったものの、自分が信用できずにデスクの引き出しにしまいっぱなし。ということで、普段使いにはApple Watchを愛用しています。
とても便利に使っていたのですが、そのSeries 4のスレンレスモデルが突然の昇天。なにが困るかというと、Watchに入れておいたモバイルSuicaが使えないことです。
直すにも数万円かかるならば新規購入と、WatchをチェックしにビックロのApple Storeへ。最新のSeries 8が5万円越えているのでどうしようかと思案してたら、その隣に画面の大きな新機種があったんですね。
それがApple Watch Ultraですよ。ケースはチタンだし、サイズも49mmと一回り大きく、なによりスタイリッシュ。
値段もよろしく12万4800円なり。Series 8の2倍以上。そうなると機械式の時計でもかなりいいものが買えますよね。なにより落とすとそれはもう大打撃。
でもね、結局、買うことしたんです。残りの人生考えたらが我慢することはない。ほしいものがあって、それが支払える範囲のものえあれば買うという選択。落とす心配より、所有欲を満たすことにしたわけです。
さっそく持って帰って設定を始めました。なによりモバイルSuicaの復元をしたい。既存の設定移行が完了して、モバイルSuicaを開いたところ、「Suicaがありません」となります。再取り込みをなんど試みても最後の最後でApple Payとの連携が出来ず、失敗。
調べに調べて結局Apple Careに電話サポートを依頼したのですが、それでも解決できません。担当者に「これ以上できることはない」と匙を流れる始末で、「カード会社に連絡をしてください」と言われて終了。
もちろんカード会社に連絡するも、そちらでも問題は解決せず。そもそもApple Watchを新しくしたのはモバイルSuicaを使えるようにするためだったのに、です。
僕の推測では旧AppleWatchが起動不可のため、そこに登録していた記名式Suicaにアクセスできないため、削除もできない、再登録、再発行も出来ないというループにはまってしまったようです。
もうSuicaに執着していてもしかたありません。調べれば以前は使用できなかったモバイルPasumoがAPPストアにあるではありませんか。
こちら西武新宿線を通勤で使っているので定期が入ったカードのPasumoを持っています。これをApple Watchに取り込めばいい。
iPhone経由で容易に移植完了。ここまで夜をまたいで2日がかりでしたが、定期券もWatchに入ってそれなりに快適な環境を取り戻しました。
SuicaとPasumoはカード同士だと干渉しあって、2枚重ねて財布に入れていると改札を通れません。なので、モバイルPasumoオンリーのほうが使いやすい。
とはいえiPhoneを持ち忘れてしまうと、セルラー通信契約をしていないApple Watchは機能しません。
ということでバックアップ用にカードのSuicaを買うことにしましょう。これを財布の中に入れておけば、iPhoneを忘れても、とりあえず電車、地下鉄、バスには乗れますものね。
ちなみにSeries 4はまるまる4年愛用しましたので、まあ元は取ったかと。今度のUltra、それを越えて5年は使いたいなあ。
とはいえすでに70台の僕、時計の寿命を心配するよりも、まずは自分の身体を大切にして長生きすることが優先ですよね。
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