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沼にはまってしまうかも。初めてのスパイス+カレー体験

  • 執筆者の写真: Kaz Saito
    Kaz Saito
  • 2022年9月29日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年9月30日


ちょい沼体質の僕、これまで避けてきたのはゴルフ、サーフィンそしてスパイス。


前2つは面白いに決まってるから、はまるとそれで時間を使ってしまって他のことができない、という恐怖心から遠目で眺めているだけに。


スパイスといえば、それを使いこなすってちょっと憧れ。でも、スーパーの棚にずらっと居並ぶスパイスの瓶を前に、茫然とたたずむしかなく、買っては使い切れずにどれだけの香料を無駄にしたことでしょうか。


20数年修行する和食でも、スパイス的に使うものもあります。山椒、唐辛子、胡麻、わずかに胡椒といったところでしょうか。これらは、味の方向性を出すという使い方ではなく、味のアクセントとして、あくまで脇役としての仕事ぶりです。


世界の料理で重要な役割を担うスパイスのこと、料理家としては知っておくべきですよね。そこで、まずは体験からと友人のブレンドスパイス研究所のIKUさんがレッスンを提供しているオーガニックスパイスのVOXSPICEより、カレーに使うベーシックなスパイス5種類のセットを購入、スパイスの世界に足を一歩踏みだすことにしました。


セット内容としては、以下のとおりです。


・ガラムマサラ

・ターメリック

・カルダモン

・クミンシード

・コリアンダー


こちらターメリックはウコン程度の知識、他のスパイスなんじゃらほい状態なので、これまたIkuさん監修のバターチキンカレーのレシピを参考に調理開始です。


鳥肉は築地宮川の腿肉、季節の野菜はパプリカ、いんげん、おくら、ズッキーニを用意。その他、ヨーグルト、生クリーム、バター、トマトの水煮と、和食ではほぼ使わない材料を調達。それだけでも新鮮、みたいな(^_^;


まずタンドリー液というやつを作って一口大に切り分けた鳥肉を漬けるのですが、ここがまさに調理の要でした。この液に使う材料を見てください。これができれば工程の七割は完了というところなんです。


・ヨーグルト 70cc

・塩 小1

・ニンニク 15g 

・生姜 15g

・ガラムマサラ 大1

・ターメリック 小1/2

・ケチャップ  大1

・蜂蜜 大1

・レモン果汁 大1


今回は5時間程度の漬け込みでしたが、Ikuさんによると一晩置くとさらに美味しくなろとのこと。次ぎはそうしましょう!


続いてタンドリー液に漬けた鳥肉をフライパンで焼くのですが、まずバターを溶かして、そこにスタータースパイスとしてカルダモンとクミンシードを加えます。カルダモンを扱うの初めて。鞘を割って中の黒い粒だけ取り出すというのが今イチ理解できず、たたき割ってそのまま投入しましたが、ま、大勢に影響はなかったかな、と。


鳥肉は焼き目が強くつくほどに焼き、切り分けた野菜類を加えてます。そこにトマトの水煮を混ぜ入れ、全体に火が入ったら、生クリームを加えて蓋をしてじっくりと10分煮れば出来上がり。



和食ではまず感じることがない、なんというかオリエンタルな香りが艶っぽいんです。味見をすれば、やはり濃厚で芳醇。さっそく帰国中の息子とかみさんに食べてもらいましたが、反応がいい。和食の時は「甘すぎ」、「味が薄い」など口うるさい二人ですが、今回のバターチキンカレーには絶賛。味の方向性がはっきりしているものって、素材の扱い方さえ間違わなければ、かなりおいしく仕上げることができると、ちょっと自信を持った次第。


これを機会に、スパイス道への扉、ぐっと押して開いてみましょうかね。


■参考Webサイト

スパイスを購入したVOXSPICE

https://voxspice.jp

Ikuさんのブレンドスパイス研究所

https://blend-spice.com

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