気持ちだけでは走れない。人生の燃料はやっぱりお金
- Kaz Saito
- 2024年1月11日
- 読了時間: 3分

八代亜紀さんの死去が報じられました。享年73歳。昨年からほぼ同年代の有名人がなくなるニュースが増えたような。
僕も今年73歳になります。つまり「いつ死んでもおかしくない」年齢なんです。でもね、終活というやつ、正直に言うと「ほっといれくれ」という気持ち。
なにせ、生命保険の必要保障額ゼロ査定の男ですから、いつ逝っても問題なし。事実、生命保険なんてとっくの昔に解約しています。これまでの人生を振り返るよりも、むしろ今日楽しく、明日も楽しく暮らしているうちにばったりというのが理想ですよね。
とはいうものの、その楽しく暮らすための燃料は必要です。
その燃料はやはりお金です。それを燃やさないと自分というエンジンは動きません。その燃料が、命ある限り、尽きないようにするのが資産運用ということになります。
ということで今日は、僕の人生もう一つのテーマ、「明日のお金」について書いてみましょう。
年明けの3日、資産の棚卸しをするの僕の仕事始め。昨年年末の金融データをMoney Forwardや証券口座から引き出して、エクセルのフォーマットに入力します。それを自分のポートフォリオに反映させて、昨年末時点での資産の運用結果を確認するわけです。
まだ仕事はしているとはいえ、会社からの報酬は現役時代の1/20。すでに年金を受け取ってはいますが、それで十分な訳もなく、この資産運用の結果こそ、使える燃料があとどれだけ残っているのか計るバロメータとなります。
2022年の年末と比較して、23年の結果はざっくり以下の通り。
流動性資産 +10%
日本株式 −10%
日本債権 +−0%
外国株式 +40%
外国債券 +−0%
その他 +10%
現預金など流動資産増加は海外投資信託のひとつが償還になってしまい、その資金が手元で滞留した結果で、あまり好ましくない状況です。
日本株は個別株の成績が振るわずで一割減。日本債券は、主に定期預金的なものなので変わらず。
驚いたのは、なんといっても外国株式の伸び。22年130円、23年145円での計算なので、それだけでも一割アップですが、それ以上に株価が上がっていました。個別ではGAFAとBRK-B、ファンドでは世界株のインデックスというところですが、GAFAの値上がりが半端なく、ありがたいことに40%の上昇となりました。
その他の資産は、貴金属、ワインそして暗号資産。金が史上最高値を付けたことと、暗号資産の戻り、そして為替の影響で15%アップとなった次第です。
今年は年初から大変は日本ですが、株価については、驚くほどの伸びをここ数日記録していますね。
新NISAも始まり、日本の眠っていた箪笥預金が株式市場に流入するので、今年は日本株、いいかもしれません。
が、日本一本に絞るのはどうなんでしょうか。やはり資産分散と長期投資こそ、王道です。
残りの人生時間を考えると、僕はNISAへの積極投資はしません。NISAは最低20年やってこその枠組だからです。
50歳、いや60歳からでも遅くはないので、もしまだの方がいたらNISA口座を開いて、毎月こつこつと地道に投資されることをお勧めします。20年後にはそれなりの資産になっている確率、かなり高いです。
70代半ばに入る僕は、今ある資産を面白く楽しく使うことに注力しないと、人生のタイムリミットが来てしまいそうですが。
新NISAやろうかどうか悩んでましたが、、、、今年は色々とお金が入り用ですがやろうと思います。