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年の初めに「今日のご飯」の振り返りと目標を

  • 執筆者の写真: Kaz Saito
    Kaz Saito
  • 2024年1月7日
  • 読了時間: 3分

息子夫婦と孫が滞在していた昨年の年末年始とはうって変わってカミサンとふたりきりの新年。

ことさら構えず、普段通りの日常を心がけ、穏やかなお正月を迎えたことに感謝したその当日の能登半島の地震です。


同じ時間軸の中で暮らす人々が、予測不可能な苦境に捕らわれてしまう不条理さに、まさに『茫然と立ち尽くす』ことになりました。


それでも人生は残酷にも転がり続けるわけで、自分自身の生を、ドライブするしかありません。


ハンドルを握って、どの方向に向かうのか。それだけは今、自ら主体的に決められること。なので、まずは自分のこれまでの道程と、これから目指すところを整理です。


僕の人生のキャッチフレーズは『今日のご飯・明日のお金』です。そのテーマに沿っての振り返りをしてみましょう。


「今日のご飯」のメインはもちろん自分で主宰する料理教室GON'S KITCHEN。


昨年のトピックといえば、このWebサイトを通じて4名の方が新たに加わってくれたこと。


これまでは友人、知人、ダンス仲間、飲み友達と身の回り10メートル内の知り合いで構成されていた我が料理教室。そこに、僕を直接知らない方がアクセスしてくれたことに驚き、そして深く感謝した次第です。


常連の生徒さんとはやはりやりやすい、ですが気の緩みも起きがちですよね。そこに新たな生徒さんが加わることで、『身の引き締まる思い』で教室に向かい合うこととなりました。


その結果、新たなコースをスタートすることにしました。それが「和食の基本」コース。本コースでは膳組に拘って5種類前後の献立をしますが、基本コースでは1つのテーマ、例えば玉子料理など、に絞って平日の夜2時間程度のコンパクトなレッスンを提供しています。


それでも毎月1回全8コースを受講していただければ、和食の代表的な献立と技法が学べるという設計です。

今年も本コースを継続しつつ、この基本コースの充実をしていくのが僕の目標です。


そして、もう一つ。毎年年末恒例の伊達巻きの会とお節作りですが、昨年暮れには38本の伊達巻きと6家族プラス2名分のお節を、GON'S KITCHENで調理しました。


毎年、体力勝負の調理なのですが、昨年は11月から準備を始め、冷凍のテストもした上で、事前調理を増やして、年末の負担を少なくすることに成功しました。その主な献立を上げておきます。


・黒豆 1カ月前に炊いて瓶詰め

・鰆の西京漬け 3週間前に西京漬けにして冷凍

・こはだの粟酢漬け 2週間前に仕込みして冷凍


また、栗きんとん用の甘露栗も、国産のむき栗を仕入れて、自分で煮て味を入れたのですが、これがまあ美味しかったこと。おかげで栗きんとんが、今年最も自慢できる一品となりましたよ。


さてさて、今年の年末にも、この大事業(僕にとってですが)、もちろん実行する所存ですが、伊達巻きの会に参加するための条件を1つだ設けることにしました。


12カ月のうち、1回以上、本コースか基本コースを受講いただくこと。


この伊達巻きの会は、僕が修業する近茶流の和食の良さを知ってほしくて始めた会。なので、その他の和食の美味しさもぜひお伝えしたいとの思いからです。


ほとんどの方がクリアしている条件なのですが、料理教室継続のモチベーションのためにも、ご協力のほど、よろしくお願いします。


というところで、誌面が尽きました。もう一つのテーマ「明日のお金」については改めて。

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