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入梅いわしの梅煮はいかが。この時期のいわしは特別に美味しいんです

  • 執筆者の写真: Kaz Saito
    Kaz Saito
  • 2022年6月16日
  • 読了時間: 2分

仕入先の店頭にいわしが並び、値札に入梅(にゅうばい)いわしとありました。


読んで字のごとく、ですが、梅雨に入るこの時期、銚子で水揚げされるいわしをこう呼びます。


一年で一番脂の載っているいわしとされ、値段もお手頃なので、さっそく6尾お持ち帰りです。


さて、どう調理しましょうか。叩いてなめろう、ちょっと炙って火膾、生姜と混ぜて揚げるいわししんじょもいいですよね。おっと、いわしのつみれ汁も忘れちゃいけない。ううむと唸って今回は「いわしの梅煮」に。


梅干し、生姜、お酢でおおよそ1時間下煮をして、そこから醤油とみりんで味を入れるという、それなりに手間がかかる料理です。でも、骨までいただけるので、無駄がない。しかもしっかりといわしの美味しさを味わえ、ご飯のお供にとても合う一品です。



いわしは手開きといって包丁も使わずおろせるほど、軟らかいお魚です。おろす手間もかからないので、この時期、スーパーで見かけたらこの梅煮を作ってみてはいかがでしょうか。大皿に盛って家族でいただくのにもいいですよ。


1.6〜8尾まとめて0.7から1キロのいわしを洗って頭を落とします。腹を切ってわたを取ります。そして腹腔を水できれいに洗います。


2.二等分もしくは三等分の輪切りにして、塩をして30分ほど置きます。


3.出てきた水分を洗い流して鍋に並べ、ひたひたの水を張ります。


4.酢50cc、生姜20gの線切りと梅干し3個程度の実をちぎりいれて落とし蓋をしておおよそ1時間煮ます。ことのき、水がへったら水に酒を入れた玉酒を数回さします。火加減は落とし蓋にお湯が当たる程度です。


5.骨が軟らかくなったら醤油C3/4、みりんC1/4を入れてさらに煮込んで味を入れて完成となります。味付けについては醤油を押さえて砂糖を多少加えてもいいでしょう。味見をしながら自分なりの着地を見つけてください。

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