使い切って人生を終えるための予行演習始めました
- Kaz Saito
- 2022年9月2日
- 読了時間: 4分

帯には「ゼロで死ね」とあります。書名は以下の通り。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』ビル・パーキンス著 ダイヤモンド社刊
地獄の沙汰も金次第とはいうももの、実際には墓場まではもっていけない現金です。ならば生きているうちに有り金全部使って、自分、家族、友人と人生を楽しみましょうね、と著者はいっています。彼は潔く、死ぬときは財布の中身はゼロがいいと。
これも一理ありですが、とはいえいつ死ぬかなんて、分かりませんよね。だからこそお金を「稼ぐ、貯める、増やす」より、「使う」ことのほうがむずかしいと僕は感じています。まして有効に使うってどうしたらいいのやら、ですよね。無駄に使うことのほうが、よっぽど簡単だったりして。ですよね?
とはいえ、今月には71歳になる自分、終い時を意識せざるを得ません。そこで、「ゼロで死ね」に少しだけ習って、今、欲しいものは我慢せずに買ってみようと。で、以下のものを次々と購入してみました。
・炭酸水メーカー
・600リットル冷蔵庫
・65インチ4K有機ELテレビ
・MacBookAir M2
・4K27インチPC用モニター
結論。耐久消費財購入って楽しい、です。なにより貯金が減ると不安になり、古いものを長く使うタチなので、ほんとに久しぶりの新製品購入。で、やってみて、新しいPCや家電に心ウキウキな今です。その設置や接続、設定など、いやー、面白い。今の家電は、機能てんこ盛りなのでその制覇もまた楽しです。
炭酸水メーカーは水以外も炭酸注入できるドリンクメイトを選択。ボトル1本炭酸水を作っておけば、朝は目覚ましに一杯、夜には焼酎、ウイスキーを割って数杯とストックを気にせず飲めるのがいいとお気に入り。だだし、ジュースやワインに炭酸を入れることはほんとに
稀なので、炭酸水専用のものでもよかったかと。また、電源不要のもので十分だったと反省も。
冷蔵庫は400リットルから600リットルに一気に収納量アップ。年末の伊達巻きやお節の材料保管、加えて昨年から始めた唐墨づくりにも対応できるようにとデカいのを入れました。メーカーは東芝。理由は野菜室が中央にあるからです。料理をやっていて、冷蔵室の次ぎに開け閉めするのが、野菜室なんですよ。なので立位で開け閉めできる機種を選んだ結果、メーカーは東芝に。がんばってフラッグモデルを買ってところ、BlueToothのスピーカーが付いてました。つなげてみればなんか上から音楽がふってきて、妙は気分でしたよ。また、IoTというやつで、ネット経由でスマホとも連蔵ができるんです。だからどうした、なのですが、とにかく頭ぼけないように使い倒してやろうと。
テレビはかみさんからの「夏は熱くて観られない」とのクレーム対応で有機ELに。これまでプラズマテレビを使ってましたが、パネルからの発熱がすごくて、冬は暖房代わりになるほどなので、夏は灼熱なんですね。で、発熱量の少ないELに。実際、触っても熱くないのに感激。発色については、プラズマのほうが良かったように思いますが、4K放送はその再現性はさすがな感じです。メーカーはパナソニック。売り場でソニーより10万円安く設定しました、とのトークで決定みたいな(^_^;
さて、PCです。現在、事務所ではiMacで仕事、自宅では13インチのMacBook Proを27インチのディスプレイに繋いで使っています。この環境を1台に集約できないかと考え、新発売のM2チップのMacBook Airを購入。これにLGの4K27インチディスプレイを繋ぐことを計画しています。事務所と自宅にモニター2台用意して、Airを平日、週末で場所を変えて仕事をしてやろうという訳です。Airはさすがに軽くて持ち歩きにストレスなし、がかなりうれしいです。
これでもまだ「ゼロで死ね」にはなりません。そこで追加で以下の購入を検討中。
・iPhone 14の一番デカいやつ
・V2HとEV
iPhone 14は発表・発売があり次第オーダしる予定です。円安下、最上位モデルがいくらになるのでしょうか。
自宅の太陽光発、昨年までは売電で月2万円超稼ぐこともあったのですが、10年経過で買い取り価格が8円/Kwとあらまあの事態に。
ならば太陽光発電で作った電気は全部自宅で使いましょうとV2Hとなった訳です。この仕組み、太陽湖発電で作った電気を電気自動車にプラグインで充電できるシステムのこと。Vehicle to HomeまたはHome to Vehicleで、双方向になる予定。
蓄電池も検討したのですが、大容量となると200万円越え。ならばあと250万円積み増しして、電気自動車のほうがいいかも、なのです。
実は、V2HもEVも今購入すれば国と都から補助金が出るんですね。どこまで出るのかこれから検証ですが、自腹切るのは両方合わせて300万円程度と推測しています。
とはいえ、今、発注しても実際に納車となるのは半年後とか。そんな先のことは分からないとハンフリー・ボガートばりにいってみたいかもですが、とにかくどうなるのかやってみましょう。
これらの消費でどこまで人生が豊かになるか、まずは実践ですね。

おっと、11月には息子夫婦がフィンランドより1年から2年滞在のために帰国予定。そうなれば、孫のSaimaのために、DIE WITH ZEROを実践できるかもです。間違いなく、財布のひもは緩みますよねえ。
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