人生、「やりたい」から「やらない」モードで生きましょう
- Kaz Saito
- 2024年4月23日
- 読了時間: 2分

同年代の友人を亡くして、自分自身のライフステージをあらためて意識せざるを得ない今日この頃です。
生きることには限界があります。人生100年時代とは言え、70代ともなれば、今のように健康で元気でいられるのはあと10年ぐらいかな、と。
前の会社を畳んで、新宿御苑前に新たなオフィスを設けてはや10年。なにをしてきたのかといえば、資産運用と以前の仕事の延長、そして息子とのビジネスと料理教室の立ち上げ。
仕事しなくなる自分が怖くて、やらねばと半ば義務感で走ってきたような気がします。
今やクライアント仕事の割合は一割程度。そのおかげで、ストレスはほぼない状態ではありますが、元来のやらねば症候群っぷりは変わらず継続しています。
残りの人生、やりたいことだけをして生きて行こう、と御苑に移ってきたのに、気付けば土日も仕事している現在の僕。義務・役割から離れて、希望・願望を優先して生きようとしたのに、無理矢理やらねば仕事を作ってる始末です。
料理仲間の友人の葬儀に参列して、彼女の慰霊に手を合わせたときに、その彼女からやさしく言葉を掛けられたような気がしたんです。
「やらない選択もあるのよ」と。
これまで、やらないで後悔するより、やって後悔こそ、俺の人生と信じて実行してきました。
これからは、やるべきこと、やりたいことを軸に動くのではなく、自分の心に「これはやるべきことか」と問いかけるよりも「これ、やりたいこと?ほんとはやりたくないのでは」という気持ちに向き合うことにしたらどうだろうか。
それって、ちょっと嫌な奴になることかもしれません。頼まれても、やりたくなければ、きっぱり断ることになるんですもの。
僕の場合、何事も楽しくできる脳天気体質なので、いうてもお断りすることほぼないですけどもね。
むしろガツガツ欲張るのを止めるってことかもしれません。
感覚としては、つま先に体重を掛ける前のめりな人生感から、ちょっとかかとよりに重心を移して楽に立つライフスタイル。気持ちを楽に、生活を楽しむことですかね。
ここで、毎日出社も見直すべきか、と思ったのですが、俺ってむしろ自宅にいるのがやりたくないことだったと今気付く僕(苦笑 次ぎはルーティン症候群の克服が課題かも、です。
Commentaires