世界最高のピッツァ1枚5000円は高いか安いか
- Kaz Saito
- 2023年8月14日
- 読了時間: 3分

トマトサラダ、ビザいやピッツァ2枚、そして生ビール2杯で2万円チョイ。この結構なお値段は、マンダリンオリネタル東京の「ピッツァバー on 38th」でのランチ代。
世界No.1のピッツァは、やはりお値段も世界レベルって感じです。
目が不自由なだけに、メニュー読めずで、すすめられるままにピッティーノと季節のピッツァを注文。
ピッティーノはピッツァ生地でパニーニをまず焼いて、マスカレポーネチーズを挟み込むというもの。値段に気付いたのは、その上に、これでもかと黒トリュフが盛られたとき(^_^;。やっちまったと後悔先に立たず。お値段は下の写真左のメニューでご確認くださいませ<(_ _)>。
売りのパリッとした食感とマスカレポーネチーズとの相性はとてもよかったですが、トリュフの香りは、今イチ伝わってこなかったような。夏トリュフってこんなもんかもですね。
じつは築地のくしやでも、夏トリュフ、3000円ぐらで売っていて、店長によると香りが冬と比較にならないのでこの値段とのこと。なるほど、これも勉強になりました。
季節のピッツァは、モッツァレラチーズとトマトなどの夏野菜と水だこのコンビネーション。円形のピッツァ生地をまず焼き上げてから、チーズを乗せて再度釜に入れて溶かして、その上に野菜、たこを火入れせずに乗せるスタイル。
素材の味がしっかり立つように最後に盛り付けるとのことでしたが、確かにそのとおり。ベースはパリッとしつつも、縁の生地がもっちりと焼き上がったピッツァの食感が素晴らしく、さらにチーズも素材もそれぞれの味がしっかりと際立っていて、これは本当に美味しい。

ちなみにこのピッツァバー、たった8席のカウンターのみ。ホテル38階にあるイタリアンレストラン「ケシキ」内の一角にあり、テーブル席でのピッツァの提供はなく、このコーナーのみでの悦楽という趣向なんですね。
当日はマレーシア出身というとてもフレンドリーなピッツァ職人ピッツァイオーロが、まさに手の届く距離の目の前で、ピッツァ生地の成形から盛り付けまでを見せてくます。
この8席という限定空間がとても心地よく、それも値段の内と思えば、このプライスも納得ではあります。
さらに、ここ38階のトイレも付加価値なんですよね。男子トイレに入れば目の間がガラス張りで、その先には東京スカイツリーがそびえています。
万里の長城で○○をすれば、ゴビの砂漠に虹が立つではないですが、この天空のトイレで用を足せば、スカイツリーの虹がかかりそうな雰囲気です。
今回はランチでお酒を十分に飲めなかったのがくやしくて、実は次回ディナーの予約をしてしまいました。夜はアラカルトはなく、おまかせコースのみのサービスとのこと。
どんな料理に出会えるのか楽しみではありますが、一体いくらになるかの今から心配。ま、9月は誕生日月でもあるので、よしとしましょうかね。
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