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ハイパーインフレでもレストランは大盛況の理由から学ぶこと

  • 執筆者の写真: Kaz Saito
    Kaz Saito
  • 2023年6月21日
  • 読了時間: 3分

ハイパーインフレでもレストランは大盛況の理由から学ぶこと


6月20日付のニューヨークタイムズによると、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスのレストランは大盛況とのこと。

200%のハイパーインフレなのに、なんでだろうと思いますよね。


ミドル以上のクラスの方々、手元のペソの価値がさらに下がる前にどんどん使うぜ、ということだそう。。


自国通貨が弱いので海外旅行もできないし、ならば、その時の満足が最大限得られる胃袋の悦楽に向かっているというんですね。


この話し、日本でも同じような感じしませんか。ハイパーではないにしろ、じわっとインフレが押し寄せてきています。それにともなって円の価値が下がり、気付けば円建ての資産の毀損が始まっています。


東京の新築マンションの平均価格が8000万円というニュースが最近ありましたよね。


これって円の価値が下がっているので、ドル建てで見れば日本の不動産安いとなり、海外勢の購買意欲が値段を押し上げている結果ではないかと。


日本の若い人たち、8000万円のマンション買えるますかね。

そういえば、あれだけ海外旅行マニアだったかみさんも、「旅行代もドルも高いから」と国内旅行に切り替えています。確か、もうすぐ小笠原に行くはず。この傾向、皆さんの回りでも感じていませんか。


海外よりも国内、それもちょっと贅沢な体験を求めて、グランピングや予約の取れないレストランに関心が向くのではないかしら。


こうした傾向、東京のブエノスアイレス化と呼びたくなる現象かもですよ。


死ぬまでにお金を使い切ろうと、毎日努力している僕ですが、円はほんと使い応えがなくなっています。懐かしいなあ、ドルが100円以下だった時代ってなもんですが、それはもう昔々の物語。


こんな時代にだれがした、といっても始まらない訳で、それに対処出来るように着々と準備することですよね。


まずやるべきは自分の金融資産の半分は外貨で保有することです。


ドルと円をほぼ同等にもっていれば円が安くなってもドルの価値は上がりますから、資産の目減りは数字上ではゼロとなるわけです。


これは今からでも出来ることなので、若い方にはマジお勧めです。毎月一定額の円をドルに換えることはさほどむずかしいことではありませんよね。


それを10年、20年続ければ気付けば金融資産の外貨の締める割合が増えているはずです。


もちろん、ドルの現金だけが選択肢ではありません。アメリカの株式や債券でもいいでしょう。


実はペソはペソでもフィリピンペソにも投資している僕。いろいろあって大変なことになっていますが、他の国のお金を持つことで、見えてくることもあります。


自分のお金をどこに置くのかで、確実に将来は変わります。

かくいう僕、考えてみたら自分のDNAも北欧に置くことになりましたよね。日本は本当にいい国だと確信しますが、より面白く生きるためにはお金もDNAも置いておく場所を替えてやるとよろしいかと。


がんばれ、若い人たち。

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