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この円安で三割目減りした資産をどう守ります?

  • 執筆者の写真: Kaz Saito
    Kaz Saito
  • 2022年7月13日
  • 読了時間: 2分

24年ぶりに円ドル137円だそう。


こちら1ドル360円時代を知っているし、さらに初めての海外取材時、たしか280円/ドルだったと記憶しています。


なので、外国為替相場は長いスパンで見れば、かなりの幅で動くもの、というのは実感としてあるわけです。

ちょいと前、市内の両替所にドルを円に換える人たちであふれているとニュース番組で取り上げられていました。


買ったときよりも高いから、とドルを円に換えるそう。僕的には、なんともったいない、ですかね。海外旅行に行こうと、次ぎに買うときに、ドルがもっと高くなったら、って考えないんでしょうか。


日米の金利差は開く一方でしばらくこの状態が続くのでは、というのが大方の予想です。となるとこの円安の流れは続くと考えるのが普通のように思えます。


さて、どうしましょう。


僕は「円とドル」の両方を持つというのがいいと考えています。目指すはその割合がイーブン、つまり50/50ですね。


僕自身は、20年前にそのことを意識して以来、日本の株式と平行して、米国株式への投資をしてきました。映画フォレストガンプに触発されて買ったアップル株が数ドルから100ドル越えをしたり、Amazon、Google、Facebook、つまりGAFAの株を買っているうちに自然にドル資産が増えたというラッキーにも恵まれ、金融資産だけで見れば円とドルがほぼイーブンな状態となっています。


こうなるとお互いの資産がシーソーの役割をして、トータルで見れば安定的に運用できているとなるわけです。


今、円だけでしか金融資産を持っていなければ、ドルに換算すると三割ぐらい目減りしているのではないでしょうか。その逆にドルの資産は円換算で三割の増加となります。


今からでも遅いということはありません。


株式ならばアメリカ株、先進国株式インデックスファンドなどを毎月同じペースで同じ量を購入します。これ、ドルコスト平均法と呼ばれて、地道に積み上げるにまず間違えのない方法です。債権ならばアメリカ国債ですかね。証券会社を通せばこれも購入可能。


それってハードルが高いというならば、現預金の中から、これもやはりドルコスト平均法で毎月同じペースでドルを一定額買い続ける、というのがいいでしょう。大手銀行やオンラインバンクでも円口座と並んでドル口座が持てます。この方法で、まずは第一歩を踏み出すのがお勧めです。

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