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ありたき生活=年金+X。これが資産運用の基本公式

  • 執筆者の写真: Kaz Saito
    Kaz Saito
  • 2022年3月14日
  • 読了時間: 3分


はじめの一歩が踏み出せない、と我が弟。


昨年、65歳をもって大手プラント会社を定年退職。長女、長男とも結構して家を離れていますから、奧さんとの二人暮らしが本格的にスタートしたところです。


その彼が相談があると夫婦で僕のところにやってきました。聞けば資産運用の話しを聞かせてほしい、とのこと。大企業を勤め上げた彼、しかも理科系で数字にも強いですから、まずお金の心配はないだろうと思うところですが、なにもしないことに焦りはじめたとのこと。


大雑把な僕と違って、几帳面な弟は引退直後からすでに以下の計算はしていました。


・現預金、株式など金融資産の棚卸し

・引退後6カ月の家計簿を元にした月間平均生活費の把握

・上記に基づいた今後20年間の金融資産の推移


彼の話では、なにか突発的なことがなければ、ざっくり90歳まで、子供たちに迷惑をかけることなく生活できそうだ、とのこと。とここが、銀行にいって生活費を下ろすたびに、その推移を見ていると、確実に資産が目減りしていくのを見るのがつらいと。さらに90歳で死ぬことができればいいが、それ以上長生きすると資金が尽きるということになります。


そこで、その目減りを補填し、100歳まで生きてもなんとなるるように、資産運用を考えたいので話しを聞かせてくれとなったわけです。


今まで資産運用をやってこなかったことにちょっと驚きましたが、弟世代はまだ給料が年々上がる時代を経験してきたんでしょうね。だから、運用せずとも働いている限り、通帳の金額は上がっていったので、なんとなくそれで安心していた。ところが、退職してみると、となったわけです。


断っておきますが、僕は資産運用の専門家ではありません。20数年前、資産運用の雑誌を立ち上げるために、仕事ではじめた資産運用ですが、それが70歳の今まで続き、気が付けばなんだがいい結果になっていた、ということだけなんです。あ、もちろん失敗もしてますけど、トータルでは、というところですかね。

でもその間に身をもって学んだリスクを最小限にするための資産運用の原理原則を、シェアしているだけなんです。


その原理原則は当たり前すぎて面白くはないものです。


・長期分散投資


これだけのことなんです。そこに以下の要素を加えて、資産運用のスタイルをライフステージごとにアレンジしてきたんです。


・ありたき生活のための費用=年金+X


資産運用の目的は、お金持ちになることではありません。有り体に言ってしまえば、やはり


・老後の資金


のためなんです。現状で老後の心配がなければ資産運用なんてする必要もないんです。まずは、上記の公式にご自身を当てはめてください。年金だけでは理想とする老後の生活ができないようならば、Xをどうするかで、その選択祉は2つしかありません。


1 X分を生み出す仕事をするう

2 X分を生み出す資産運用をする


弟の場合は、もう仕事は十分にしたので、資産運用を選択したいとなった訳です。

弟はすでに資産運用をはじめるに当たって以下のプロセスは完了済み。


・目標設定

・資産の棚卸し

・月間生活費

・今後のキャッシュフロー


ならばもう実行に移すだけなんですが、これが彼にとってはかなりの障壁だといいます。なにから取りかかっていいか分からないというやつです。


そこでなにをアドバイスしたかは、次ぎのブログで書きます。今日はこのあたりで。

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