あさイチインスパイヤの小あじの南蛮酢漬けを作る
- Kaz Saito
- 6月10日
- 読了時間: 2分

梅雨到来。湿度の高さにうんざりするこの時期、ランチに思わず冷やし中華を注文したくなりますよね。
これ、お酢の涼やかな酸味を身体が求めているからでしょう。実際、お酢って暑さで消耗した体力回復に効能ありですもの。
で、昨日、仲良くしている居酒屋の大将から電話で、小あじが釣れたから取りに来い、と。
さっそく伺ったところ、12尾のあじをいただいてきました(実際には20尾以上あったのですが、こちらの処理能力を考慮してこの数に)。
すべて50g前後の小あじ。刺身にするにはちょいと小さい。さて、なににするかと考えて、やはり酸味のある料理にと、南蛮漬けにすることにしました。
近茶流の南蛮漬け、米粉をまぶしてからっと揚げ、さらにお湯で油分を流してから南蛮酢に漬けるという手順。南蛮酢には10分程度漬けるだけ。
一般的な南蛮漬けは、片栗粉をまぶして揚げ、たまねぎなどの野菜とともに南蛮酢に漬けっぱなしというのが多いのでは。こうするとぱりっと揚げた魚も、食べるときにはしなっとして、食感が悪いんですよね。
なので、ぱりっと感が長持ちする米粉で揚げ、さらに油抜きをし南蛮酢に漬ける時間を短くして、揚げ立ての食感と酸味を楽しむのが近茶流のやりかた。
それに加えて、5月27日のNHKあさイチで荻野聡士さんが紹介していた「揚げない!鶏の南蛮漬け」のレシピを参考に、GON'S KITCHEN風の南蛮漬けにしてみました。
荻野さんのレシピは、全部フライパンで仕上げることができ、さらに南蛮酢というよりも、だしをベースにした南蛮うま酢といった方が合う漬け汁で鶏肉、夏野菜をいただくというもの。
今回は、あじは近茶流で、夏野菜は荻野さん風に仕上げてみました。
食材を食べる直前に合わせて、あじぱりっと夏野菜はじわっと南蛮酢の酸味を楽しもうという趣向です。今回は小あじを使いましたが、めひかり、稚鮎、いわしなど、幅広く応用が利く献立かと。
ちなみに6月のGON'S KITCHENでは、このレシピで一品作ります。ご興味がある方、お問合せくださいませ<(_ _)>
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